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モノづくり
KPS

KPS(KOA Profit System)活動で徹底したムダどりでのモノづくりを

KOAグループは、抵抗器の分野でトップシェアを誇るグローバル企業です。鹿島興亜電工はその一員として世界に貢献しており、グループの中で金属皮膜固定抵抗器と抵抗ネットワークの生産拠点として国際戦略的にも重要な存在に位置付けられています。抵抗器はコンピューターや通信機器、家電製品から自動車、航空機まであらゆるエレクトロニクス製品に使用され、まさに電気・電子産業の心臓部を支えています。そのため、とくに品質管理面においては「不良品ゼロ」という厳しい目標を設定し、クォリティファーストの精神に基づいた製品づくりを行っています。
KOAでは、1989年以来、KPS(KOA Profit System)という経営改善活動をすすめています。大量生産を支える生産設備やシステムを見直し、モノづくりすべての場面で、モノや情報などに潜むムダを徹底的に廃除する全員参加の改善運動です。これにより、わたしたちは大幅な棚卸資産の削減やリードタイムの短縮を実現し、より一層の収益性向上につなげています。
生産システムについても、1992年12月に「ワークショップ(工房)」制を導入、20〜30人程度の小さな組織(ショップ)で受注から製造、発送までを各ショップが一貫して行っています。それは、お客様との信頼関係を強固にし、製造現場はつくる喜びを強く感じるモノづくりの現場となりました。そこには、人間性を大切にし、資源をムダ使いせず、自然環境にも配慮したKOAのモノづくり思想が貫かれています。KOAのKPS活動は、モノづくりの原点としていまもなお進化しつづけています。
KPS活動の図