品質第一主義
抵抗器はコンピュータや通信機器、家電製品、アミューズメント、さらには自動車や医療機器に至る、あらゆるエレクトロニクス製品に使用されています。特に近年では、自動車のエンジン部周辺にも使われており、品質管理面に関しては特に注意を払っています。「不良品ゼロ」という厳しい目標を設定して、常に“Q-1stの精神”に基づいたモノづくりを行っています。
あらゆるムダの廃除
当社の特徴といえば、KPS(KOA Profit System)活動です。これは大量生産を支える生産設備やシステムを見直し、モノづくりすべての場面で、経営のムダを徹底して廃除し、新しい経営システムづくりを目指す全員参加の改善活動です。実際、必要なモノを必要な時に必要なだけ作ることで、棚卸資産の圧縮と製造リードタイムの短縮を実現し、収益向上につなげています。
その活動は当社のモノづくりの原点となり、現在も“進化”し続けています。そして、お客様との信頼関係を“深化”させ、“真価(=新しい価値)”を生み出し続けています。
もう一つの大きな特徴は、『20人ほどの小さなグループ組織をつくり、受注から製造、品質保証、発送までを一貫して行う』というワークショップ制を導入していることです。ショップとは、従来からあるピラミッド型の組織ではなく、フラットな人間関係と工房のようなあたたかな雰囲気を大切にした職場です。ワークショップ制は1992年から行っているものであり、より質の高い製品を生み出し、お客様の声を聞き、満足度を知ることで、モノづくりの喜びや働きがいをストレートに感じることができます。
これからのモノづくり
これからも、みんなが積極的に意見を出し合い、活き活きと働ける環境の中で、さらに高品質なモノづくりをすすめていきます。そして医療、環境、自動車、宇宙、ロボットなどさまざまな分野で、お客様の満足と信頼を今以上に得られるよう努力してまいります。